最近笑うと目尻に小じわが出てくるようになったので、試しに目尻ボトックスを受けてきました。
目尻ボトックスについて
ボトックス注射って何?
ボツリヌス・トキシンを注入する治療です。
ボツリヌス・トキシンには筋肉を一時的に麻痺させる効果があり、これによって表情ジワの解消やエラの張りの原因となる咬筋の発達を抑えて小顔効果をもたらし、フェイスラインを改善することが出来ます。
ボトックスの種類
よく見かけるのは以下の二種類です。
ボトックスビスタ
米国法人のアラガン社製のボトックス。
FDA(米食品医薬品局)および日本厚生労働省より認可されたボトックス。
一番オーソドックスで、品質の上でも安心できるボトックスです。
ニューロノックス
韓国Medytox社製のボトックス。
アラガン社製のボトックスのジェネリックといえる薬剤です。
KFDA(韓国食品医薬品安全庁)で認可されています。
アラガン社製より安いのもあり、コストを抑えたい人はこちらを選ぶこともあるようです。
とはいえ、個人的には効果の持続性・品質の安全性から「アラガン社製」の方がオススメです。
副作用(目尻ボトックスの場合)
- 頭痛
- 眼の異常感
- 注射部位の痛み
- 炎症
- 赤み
- かゆみ
- 腫れ
- 内出血
筆者自身は特に副作用らしい副作用は一切ありませんでした。炎症や腫れなどに関しては個人差が大きいかと思われます。
効果と持続時間(目尻ボトックスの場合)
ボトックスは注射して数日経ってから効果が現れてきます。
目尻ボトックスの場合は、効果が出るまでに注射後1~7日程度かかると言われています。
持続時間は3~4ヶ月くらいで、シワがハッキリと刻まれる前(定着する前)の段階で注射していくと、回数を重ねる毎にシワが刻まれにくくなります。
実際、筆者も顎の「梅干しジワ」を改善すべく、計3回打ってから1年程経ちますが、今のところシワが再発する心配は無さそうです。
メリット
- 気軽にできる
- 治療時間が短い(5~10分)
- 痛みが少ない
- ダウンタイムが少ない
- 施術直後からメイク可能
- シャワーが当日から可能
デメリット
- 永久的な効果ではない(大体の効果時間は数ヶ月程度)
- 内出血が出る場合がある(出るとしたら1週間くらい。メイクで隠せる程度)
- 効果が出るまでに時間がかかる(1週間程度)
- 注射が苦手な人には辛いかも
料金
目尻ボトックスの料金は、両目で大体 8,000円~50,000円程度に設定されているようです。
料金はクリニックやボトックスの種類によって大分変わりますので、「アラガン社製がいい!」などのこだわりがある場合はお気を付けください。
ちなみに筆者はアラガン社製のボトックスを両目で30,000円で打ってもらいました。
実際打ってみて
効果
笑うとクッキリ現れていた目尻のシワ(下写真 Before参照)が、ボトックスを注射して10日経つと(下写真 After①, ②参照)、どんなに笑っても目をギュッと瞑っても目尻にはシワが一切刻まれなくなりました。
右目が特にシワが刻まれやすかったので、分かりやすいかと思います。
右目をアップにするとこんな感じになります。
目の閉じ方(強さ)がビフォーとアフターで違うんじゃないの、と思われるかもしれませんが、注射を打った後だとビフォーのように強く瞑ることがそもそも難しいのです。
おそらくその辺の筋肉を動きにくくしているからでしょうねー。
注射してから1ヶ月以上経った今でも、効果は変わらず。ちゃーんと効いてます。シワ出来ません。嬉しい!
痛み
注射で何回も刺しては、ボツリヌス・トキシンを細かく注入していくので、予防注射よりは痛いです。
痛みとしては、爪でギュウとキツく摘まれる感覚が何回も続く感じです。
筆者が施術してもらったところでは麻酔はありませんでしたが(代わりに保冷剤で数秒冷やしてくれました)、場所によっては表面麻酔が可能なところもあるようなので、痛みが苦手な方はそういったところも気にして探してみると良いかもしれません。
まとめ
表情ジワは、軽度の段階では笑ったり表情を作ることで出来る程度ですが、そのまま放っておくと、やがてシワが肌に刻み込まれ、やがては定着してしまいます。
すると、表情を動かしてない状態(真顔)でもシワがくっきりと刻まれ続けることとなってしまいます。
これを避けるためにも、紫外線を避けたりスキンケアを日々頑張る他、ボトックス注射などを取り入れるのも割といいんじゃあないかなあ、と思ってます。
特に目尻に関しては(筆者が個人的に目尻部分の痛みに強いだけかもしれませんが)、それほど痛みもないですし、数ヶ月~数年に1度、数万円払うだけでシワができにくくなるのだとしたら、コスパ良いですしねッ。
筆者としては目尻ボトックスはオススメなのです。